ワンゲル用語集 あ行

名称 読み 意味
アイゼン あいぜん @ブリ○チの藍染隊長のこと。若しくは彼のような残虐無道な内面を隠し持つ人。
A(独Steigeisen シュタイクアイゼン)雪の上で滑らないよう登山靴の底に装着するスパイク。
赤い車 あかいくるま <時事>ドライブ好きな地球工のM田さんの車。アプローチで大活躍。05年度屋久島合宿には鹿児島まで往復2000kmをこなした。(しかも帰りは一般道・・・。)
赤テ あかて 赤テープのこと。道を示すために木や岩に巻きつけてある。予備合宿のヤブに赤テがあるのは好ましくない(ヤブの主目的の一つが読図だから)。ヤブ中で赤テを見つけたら、それは赤いキノコということにしておこう。
明け待ち あけまち 縦走では早朝リヒト山行ができるが、沢では安全のため夜が明けて明るくなってから行動することにしている。
後0 あとぜろ <KUWVオリ>下山した後、後泊すること。合宿で遠征した後など、下宿や実家に帰りつけなかった場合に行われたりする。疲れているのでぐっすり眠れるはずだが、駅寝と組み合わせると騒音のせいで眠れなかったりする。⇔0付
アプザイレン あぷざいれん <沢>(独Abseilen)立ち木などにザイルをかけて、それを利用して崖や急斜面を下ること。懸垂下降の意味。
アプローチ あぷろーち 入山口まで移動すること。主に車や公共交通機関を使う。
1時間出発 いちじかんしゅっぱつ 山の朝は早い。しかし、日中明るい間しか行動できないので、起床したらすばやく行動を始められるようにしなければならない。そこで、起床から出発までの目標時間を1時間と設定し、時間内に朝食、テント撤収、パッキングなどを済ませる。が、沢メンはこれをあまり守れず、1時間半出発などもしばしば。
1回生P.W. いっかいせいぱーわん KUWVで定められているP.W.の一つ。練成のため一回生だけのメンバーで計画を作り、登山をする(もちろん上回生が顧問としてついていくが、基本的に口を出さない)。普通秋に行なわれるが、天候や日程の都合で実施できなかったり、参加できなかったりした場合は春の新歓P.W.と兼ねたりすることもある。
西表 いりおもて 沢メンの聖地の一つ。沢の春合宿はここ以外は考えられない。詳しくは「西表島」特集で。
医療 いりょう パーティーの役職のひとつ。医療レジュメを作り、医療箱を持ち歩く。誰かが怪我をしたり病気になったときは中心になって対応する。
医療箱 いりょうばこ 山で怪我をしたり病気になったときに対処するための救急箱。中身を充実させておかないと、いざというとき・・・。
岩場 いわば 縦走では山中を歩くだけでなく、ゴツゴツとした岩を手足を使って乗り越えたりもする。その場所を指す言葉。三点支持などの技術が必要になるので、縦走面もコンピラで練習し、岩場に備える。
インク・ノット いんくのっと <沢>ザイルの重要な結び方の一つ。マスト結びとも。
ウエストポーチ うえすとぽーち なぜかワンゲルでは必須装備となっている。地図など、行動中使うものをすぐに出せる。
右岸 うがん <沢>沢で、上流から下流を見たときの右側の岸。つまり、沢登り中の左手の岸。⇔左岸
ウボる うぼる <沢> <KUWVオリ>湿地帯などに踏み込んだとき、足がひざ近くまで埋まってしまうこと。もともと、博多弁で埋まる・はまるという意味の「いぼる」という言葉があり、この言葉を西表のウボ川河口にてOBのY氏がもじって使ったのが始まりである。以降勘違いされたまま使用され、定着した。
エアリア えありあ 昭文社が出版している「山と高原地図」シリーズのこと。以前の「山と高原地図」にはエアリアマップと書いてあったのでこう呼んでいる。山行計画を立てるときに参考にする。改定が進むごとに見やすくなっており、ありがたい。
エイト環 えいとかん <沢>ビレイ器具の一つ。沢メンは主に下降器として使っている。
エイト・ノット えいとのっと <沢>ザイルの基本的な結び方の一つ。8の字結びとも。
駅寝 えきね 文字通り「駅」周辺で「寝」ることだが、これは18きっぷで日本中を旅する者にとって、忘れられない言葉である。深夜、普通列車が終着駅に止まった時から、駅寝の場所探しは始まる。雨風がしのげることが第一条件であるが、静かな場所、水場の有る無しなど、いかに快適な場所を確保できるかが腕の見せ所と言える。時には駅から離れることもあるが、できるだけ周囲の反感を買わないよう注意するのがポイント。STation Bivouacの意味からSTB(ステビー、エスティービー)とも呼ばれる。
エスケープ えすけーぷ 京大ワンゲルでは悪天候や万が一の事故のときに、即座に山から下りることができるルートを計画時に設定することになっている。これをエスケープルートといい、エスケープとはこれを使用する事を指す。エスケープの決断はリーダーの権限で、メンバーの状態や天候などの的確な判断が必要とされる。撤退とも呼ぶ。
エッセン えっせん (独Essen)ドイツ語で、食料のこと。京大ワンゲルでは主に調味料の意味で用いられる。が、なぜかスポーツドリンク粉末がエッセンに入っていたりする。またレジュメチェックでしばしば話題になる。例:「夕食が豚汁なのになぜエッセンに味噌が入っていないんだ?」など。皆、山中での食事のことが気になるのだろう。
堰堤 えんてい <沢>砂防や取水を目的として、沢中に作られた人工的なダム。なんとも味気ない。
追いコン おいこん 4回生の追い出しコンパ。ワンゲルを支えてきた4回生への感謝の気持ちを伝えるための行事である。かつて部員が爆発的に多かった頃は、4回生による代理ジャンケンで参加する1回生を決めたという話である。二次会以降は好きな4回生を選んでついていくのだが、この選択はする方もされる方も複雑である。その後の行き先は飲み屋、ボウリング、カラオケ、大文字山など多岐に亘る。
落口 おちくち <沢>滝で、水が落ち始めるところ。
お茶漬け おちゃづけ 京大ワンゲルでは伝統的に、山での朝食は前日に炊いた冷や飯に永○園のお茶漬けというスタイルだった。が、最近皆飽きてきたのか、駆逐されつつある。お茶漬けは時々食べるのがいいようだ。
尾根 おね ピークからふもとのほうへ伸びる、谷と谷の間にある高くなった部分。英語ではridgeという。
泳ぎ およぎ <沢>文字通り、沢で泳ぐこと。流れがあるため、プールで泳ぐように簡単には行かない。ザックに浮力がつくため頭が押さえつけられて息ができなくなり、息継ぎなしで泳ぐことがたまにある。苦しい。沢中での「泳ぎ」というと激流の中、流れに抗して泳ぐことを想像されそうだが、実際にはもっと地味で、ただ瀞を平泳ぎで泳ぐのみである。しかし、早朝や秋に泳ぐ場合には命の危険を感じるほど水が冷たい。これも地味といえば地味な危険である。実は泳げない沢メンもたまにいたりする。H澤さんとか。
温泉 おんせん ワンゲラーにとって、下山後の温泉は欠かせない。日焼けで痛いこともしばしばある。

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