06年度 個人山行

谷川・魚野川茂倉谷、湯檜曽川本谷遡行

【日時】
06年8月27日、30〜31日 単独

【行程】
27日:土樽駅−茂倉谷−茂倉岳−谷川岳ロープウェイ
30日:土合−マチガ沢出合−武能沢出合(幕営地)
31日:幕営地−十字峡−七つ小屋沢−峠沢−清水峠−土合

【行程(詳細)】
8月27日曇り後晴れ後雨
4:45 起床
 越後湯沢で日本海回りで大阪に帰る広瀬と別れ、朝一の電車に岩田、北村と乗り込む。土樽駅で一人下車。
6:43 土樽駅出発
7:29 茂倉谷入谷(取水口から)
8:27〜36 レスト。標高1000mくらい。
9:34〜47 レスト。標高1250mくらい。
10:37〜47 昼食
10:55 水量比2:1ルンゼ出合
11:04 二俣
11:11〜15 水汲みレスト。1.2l汲んだ。標高1600mくらいで、此処以降は水が枯れる。

 この後、ヤブヤブした枯れ沢になる。詰めは沢筋を外してしまったので、コンパス通りに真っ直ぐ薮漕ぎ30分。途中で他のグループに抜いてもらい、薮漕ぎの労力を省く。

12:03〜15 登山道、レスト。沢装備解除。
12:30 茂倉岳
12:45 一ノ倉岳
12:57〜13:10 一ノ倉岳下のコル、レスト。
13:40〜13:53 谷川岳山頂(オキノ耳)、レスト
14:04 トマノ耳
14:08 肩ノ小屋 雨が降り出す
14:40 避難小屋
15:12 ロープウェイ駅、下山

 土合駅で天気図を描いた後、ホテル「湯の陣」にて入浴、さらに水上まで移動し洗濯。コインランドリー横のラーメン屋の主人に、安い宿を紹介してもらった。結局其処へは行かなかったが。 土合駅に帰り、STB。暗くなってから下山して終電を逃してしまった人がいたので、しばし談笑。相手は笑い事では無さそうだったが。結局その人は、雨の中水上まで歩いて行った。

8月28日
 5時半頃起床し、7時頃に土合駅を出発。コンビニで漫画を呼んで時間をつぶし、宿を探す。駅前の観光案内所で民宿を予約した。三枝という民宿で、素泊まり3500円。その後、水上の町を観光。淡水魚水族館やトリックアート美術館へ行ったが、特に面白いものではなかった。駅前で昼食に天ざるそばを食べ、少し早めに宿に入る。天気図、入浴の後外食に行くが、周辺の店が尽く夕方には閉店していた。少し離れたラーメン屋まで行ったが、あまり美味しくなかった。翌日は宿に食事を頼む事にした。一泊6500円に跳ね上がってしまうが、仕方有るまい。

8月29日
 5時頃に目が覚めてしまった。昨日買い込んでおいた食料を、勢い余って昼飯の分まで食べてしまった。朝の天気図を描いたところ前線が近づいていたが、翌日までには過ぎ去ると判断し、翌日の入山を決意する。この日は、ならまたダムまで行ってみる事にした。途中「裏見の滝」なる滝を見に行ったが、たいした滝ではなかった。観光客が多かったので、適当にキャーキャー言ってみたが。左岸から簡単に巻けそう。ダムはそれなりに景色も良かったが、それだけなので早々に退散。昼食を適当に食べ、13時頃に宿へ。夕食までゴロゴロしていた。 宿の食事はかなり美味かった。のはら荘以上かも知れない。素泊まりしない方が善かったと後悔。
 夜、雨が降り出した。前線が来たようだ。予想より動きが遅いが、問題は無いと判断した。翌日の天気予報は一日曇り。当たってくれる事を祈りつつ、22時の天気図を描いてから就寝。

8月30日 曇り一時雨
 5時半頃起床。身支度をして朝食をいただく。出発前に、宿の女将さんからお握りをいただいた。前日、山に行く旨を話したら、お昼御飯を作ってあげると言われていたのだ。感謝。
 入山前に、下界服を洗濯した。下山後気持ちよく温泉に行く為には必須の行為だ。準備を整え、土合橋のたもとへ移動。原付を駐車する。雨がぱらついていたが、其の儘入山する。

10:13 入山(西黒沢橋)
10:33 マチガ沢。一応水を少し汲んだ。この後、道を間違え15分程ロス。河原に何故テープが有るのか…?
11:00 一ノ倉沢
11:10 幽ノ沢
11:22〜11:34 JR?の小屋前でレスト。昼食のお握りをいただいた。
12:01 武能沢。

 此処から沢沿いに本流まで降りたが、本流に着いた途端に土砂降りに。暫く様子を見ていると、水量が三倍くらいに増えていった。14時半頃、下流の薮中に設営。じめじめして不快であった。入谷地点少し上流の河原でも善かったのだが、鉄砲水には耐えられそうにないので避けた。
 18時前、就寝。翌日は、水位が高ければ撤退する事にした。

8月31日 晴れ
3:30 起床
4:40 出発準備完了、明け待ち。水位は平常まで下がっていた。
5:05 出発
5:13 6m滝。捨て縄に頼らないと突破出来なかった。
5:34 白樺沢出合

 谷が右に曲がるところにスノーブリッジ。薄くて今にも崩れそうだったが、距離が短いため一気に駆け抜ける。この先の谷が左に直角に曲がるところにもスノー ブリッジがあった。これは左のヌルヌルの草付きから厳しい高巻き。その後、ルンゼから下をくぐり、4m滝を直登して抜けた。

6:15〜24 斜30m。レスト
6:32 大倉沢出合。この辺りから本流は濁っていた。
6:45〜7:00 抱き返り滝下。レスト

 暫く先に巨大な雪渓、長さは200m以上。左側は斜面と接していたので、上を歩いて前進。途中でクレバスを飛び越した。其の先で雪渓は終わったが、左の斜面から離れてしまっていて、下ってトラバース・高巻きをする事は不可能だった。其の為、雪渓上を渡って少し戻り、前述のクレバスに入り、端から右側の斜面に移動。ヌルヌルのヤバいトラバースをして、ルンゼから雪渓の下へ潜り、10mほど下を歩いて雪渓突破。雪渓が予想より遥かに凄まじく、源頭部も同様の状況である可能性を感じた。よって予定を変更し、峠沢から清水峠へescapeし今日中に下山する事にした。また,その他の谷への個人山行も、雪渓が心配なので行かない事にした。

7:39 七つ小屋沢出合
7:53〜7:59 送電線の真下でレスト。
8時15分頃 10m滝に到着。此処は右壁から突破したが、かなり難しかった。捨て縄が三本有り、順々に使って直登。但し強度的にはかなり不安なので、あくまで補助として利用すべき。不安ならランビレをしよう。
8:45 大滝30m
8:52〜9:00 大滝の上、レスト
9:05〜9:10 峠沢出合、水汲み
9:56〜10:50 清水峠の風車小屋。横で昼食。

 此処からは旧国道に沿って下山。送電鉄塔への分岐が多くややこしい。

12:02〜12:10 レスト
12:22 蓬峠への分岐
12:29 新道と旧道の分岐。新道へ
12:56〜13:02 武能沢出合、レスト
14:10 原付に到着。

 この後土合駅に荷物を残置し、ホテル「湯の陣」で入浴。近くのドライブインでお菓子等を買い、土合駅でSTB。

9月1日
 4時半頃に目が覚め、朝食にぜんざいを食べた。其の後、5時半頃土合駅を原付で出発。猿ヶ峡を通過し、新潟・群馬県境の三国峠を超えに掛かる。しかし、三国峠を登り切ったところで原付が加速しなくなってしまった。路肩に止めてみると、エンジンから白煙が…!以降、エンジンはかかるものの、かけるとバリバリと酷い音がする様に。もはや富山まで帰れないのは明白であった。ともかく、何とか人のいるところまで行かなくては、話にならない。幸い峠を登り切っていたので、位置エネルギーを利用し苗場スキー場まで下り切る事が出来た。更に越後湯沢を目指そうと暫く原付を押して歩いたが、長い上り坂の前に1分で断念。苗場スキー場には「苗場プリンスホテル」なるお洒落ホテルがあったので、其処で何とかしてもらおうと決意した。
 ホテルの近くまで辿り着いたところで、やけに陽気なホテルの作業員の方に声をかけられた。ザックを背負い、原付を押してホテルに近づく行為がやはり怪しく思われたのであろう。とりあえず事情を説明すると、越後湯沢でバイクショップを経営している人を知っているとの事。早速連絡を取っていただく。結局其の店の方に、ホテル近くのバス停まで原付を受け取りに来てもらえる事になった。
 其の儘バス停へ移動し、30分程待っているとバイクショップの方がトラックで現れた。原付を積み込み、越後湯沢へ。原付の故障についてトラック中で話を聞いたが、「おそらくエンジンが焼き付いているが、クランクまで壊れていなければ直せる。しかし其の場合、修理に5万円程掛かる。修理するか諦めて新車を買うか、どうする?」と言われた。微妙だ。元々10万円の原付なので、修理した方が安い。しかし、越後湯沢まで取りに行くのも面倒なのは事実だ。悩んだが、原付には自分なりに愛着が有り、捨てるのはやはり忍びないので、「直せるならば直してください。」とお願いした。修理可能かどうかの判定は3日後になるとの事なので、ともかく原付を店に預けた。その後、越後湯沢駅まで送ってもらい、特急白鷹で富山に帰った。富山駅からは地鉄電車に乗り、この夏使いまくった上堀駅へ。最後は歩いて実家に帰り、夏の谷川個人山行は幕を閉じた。

後日談
原付は10月に入るまで部品が生産されない事が判明。仕方が無いので、修理後京都まで運送してもらう事に。修理費用は、SUZUKIがクレームを受け付けてくれたため、無料になった。運送費のみを支払う予定である。

文責:平澤

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