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2008前期 沢面 夏休みPWpart2

台高 宮川大杉谷本流堂倉谷遡行

概要

【日時】

08年9月10日〜11日 3人 前夜泊1泊2日

【行程】

9月10日:大台ケ原駐車場(入山)―日出ヶ岳―堂倉谷吊橋―アザミ谷出合―林道出合過ぎ河原(CS1)

9月11日:林道出合過ぎ河原(CS1)―1058m二股―正木ヶ原―大台ケ原駐車場(下山)

【メンバー】

  • CL・医療・記録・装補・食当:北村
  • SL・Top・気象・装備:原澤
  • Sec・食補:中澤

記録

9月9日

大台ケ原駐車場で0付。レンタでアプローチ。

9月10日 天候:晴れ後曇り

4:00 起床 

4:58 出発。水汲む。

5:30-5:37 日出ヶ岳レスト。日の出。

6:40-6:54 堂倉小屋レスト。

7:33-7:45 堂倉滝レスト。

8:14 本流。

8:45 5m+15m右巻き終了。

9:06-9:26 2m滝。

9:43-11:20 8m滝ランビレ。

11:45-12:08 アザミ谷出合いで昼食各自。

12:28-12:40 奥七ツ釜。遊ぶ。

12:45 10m斜瀑。左巻き。

13:32 堰堤。

14:00-14:08 林道下で水汲みレスト。

14:22 林道地池谷出合いの橋でC.S.1。

20:00 就寝。

9月11日 天候:晴れ

4:00 起床。

5:04 出発。

5:48-5:58 林道終点レスト。

6:15 本流復帰。

6:30 石楠花谷。

7:03-8:08 10m滝ランビレ。

8:19-8:29 2段30m滝前レスト。

8:52 2段30m滝上。

9:35-9:45 レスト。

9:58-10:02 水汲み。

10:08-10:24 登山道レスト。

11:08 下山。


山行を終えて

総括、反省

・水量は多めだった。

・粟谷小屋からの登山道には、「立ち入り禁止」の看板があった。左巻き。

・堂倉滝の吊り橋も通行止め。吊り橋が傾いていたので、橋を渡らず、沢に降りて渡渉し、橋の右を登った。

・@堂倉滝巻き…堂倉吊橋の手前の石段を登っていく。意外と高くまで登る。モノレールまで登ったらモノレールに沿って進み、fixロープのあるルンゼを下る。沢への下りはfixロープの連続で急傾斜。

・A5m滝…水量が少なければ右側が登れそうだが、今回は15m滝とまとめて右から大きめに巻いた。巻き道は明瞭。

・2m滝…右岸の岩を乗り越えた後、滝左の岩まで5mほど泳いだ。腰がらみで確保。セルフは取れなかった。残置スリングを使うのは高度感があって怖そう。
B8m滝…水流の右、側壁を登る。Topがザックを持たずにランビレ→Sec登る+中間支点回収→ザック輸送。始めの方は傾斜が緩いが、上に行くにしたがって難しくなる。落ち口付近は、fixロープ(怪しげ)を使わないと厳しい。最終支点はハーケン+ナッツ。中間支点はハーケン4本で1本残置(fixロープの手前)。

・B後の小滝は、水量が多いせいか右を巻くことになった。踏み跡+fixあり。

・C10m斜瀑…泳げば滝の右直登も可能のようだが、水量が多いので無難に左を巻いた。

・D堰堤…左のガレルンゼから入って大きめに巻く。堰堤後の沢は河原になり雰囲気が変わる。

・E中流域は林道を歩いた。林道は落石・崩壊があり車は通れない。地池谷出合いの橋はC.S.適地。

・F10m滝前の5mは左を登った。

・F10m滝…こちらもBと同様、ランビレ+ザックピストンで通過。中間支点はハーケン2本、ブッシュ、立木で、最終も立木。

・G2段30m…下段はSecのみビレー(支点は岩)。大岩を回り込んだあと、左のルンゼ状を少し上がり落ち口への踏み跡に従う。

・H斜20m…遡行図通り水線左側の岩の上を行った。高度感がある上に結構難しい。初心者は確保した方がいいかも。

・詰め上がりの読図は、特に間違いそうな支流がないので簡単。

・全体的に開放感があって明るい沢。難しい所にはfixがあり何とかなる。見所満載で評判通りの秀渓だった。

・ヒルはいなかった。