05年度後期前田パーティーPart3

「葛城・ダイヤモンドトレイル」

05年11月19〜20日 1泊2日 5人


行程
1日目:槇尾山口---岩湧山---南海紀見峠駅
2日目:紀見峠駅---中葛城山---水越峠---大和葛城山---葛城山登山口

概要
もう長距離ドライブは嫌だと一部の面子が言ったので近場で探してみると、屋久島合宿練成に相応しい道を発見。木道、階段、一般人の三拍子で屋久島気分を先取りした。

0日目
SL古川の実家にて0付を敢行するCL。ニュータウン独特の快適な住空間が彼には居心地が悪かったのか文句だらけだった。古川邸には広い庭があるのでCS可認定。家は大きいが炊飯器は小さかったので楽々平らげる。遠慮?それって美味しい?

1日目 晴れ 時々 曇り
6時半起床7時出発。ほんの短い滞在期間に多大な迷惑をかけた古川邸をあとにし、和泉中央駅を目指す。駅では他の面子が既に来ていた。バス待ちの間、古川が鉄アレイ(入りの装備セット)を彌武に渡していた。そーいえば四国にも持って来てたな、それ。バスの中でのおしゃべりを聞きながら、この面子で公共交通機関て初めてじゃないか、とか思って久しぶりののんびりしたアプローチに物足りない気分だった。
ところで事前調べでは『槇尾山口』乗り換え『槇尾山登山口』までバス、の予定だったんだけど、どうも『槇尾山口』から先のバスがなくなっているらしい。前日から怪しんでたけどバスターミナルの案内板を見て確信した。ま、コースタイムには余裕があるから歩けばいいだけさ。林道が増えてウキウキのCL。でもギリギリまで面子に教えないのは、どーいう理屈?
林道と言うには舗装され過ぎた道(バスが通ってたんだから当然)を歩いてしばらくで、登山口、というか施福寺参道が見えた。ここからいきなり斜面が急になるが、参拝客やら登山客やらの衆人環視の所為で弱音を吐けない。むしろ見られて燃える(萌える?)前田パーティー、鼻血が出る程テンションうなぎ昇り。もっと見て!もっと『若い人は元気ねぇ』って罵って!ちなみに一番元気だったのは彌武ね。
で、施福寺のダイヤモンドトレイル終点から山道が始まったかと思いきや、唐突にアスファルトの道に出る。でもこれもダイトレの一部らしい。岩湧山登山口で昼飯をすましもう一度山道へ。薄暗い林が延々続き、休憩しようにもいいところが無いまま歩き続けて1時間半が経過。と、途端に目の前が開けた。暗いのから一転して一面のススキの金色で目が眩む。『其の者、青き衣を纏いて…』の景色だよコリャ。
で、岩湧山頂。ここで岩田が金平糖で面子の支持率を上げる。悔しいのでめいっぱい食べた。
あとは下るだけ。三合目の休憩所は水こそ無いがテントを張るスペースはある。ここでも岩田が金平糖を出す。のみならずテルモスで紅茶まで配り出した。抜かりないです(決めゼリフ)。
さらに下る。途中からセメントの舗装が足に響く。古川曰く『ダイヤモンドの名に恥じぬ硬度』。南海の線路が見えたらあと少しで紀見峠駅。久しぶりに、テン場に着いて飯の時間まで余裕のある山行をした気がする。駅のトイレは要グロッペ。

2日目 快晴
特に何も無いまま進む。丸太階段をひたすら昇り降り。昼にちはや園地に入る。親子連れがたくさんで、面子のテンションが最高潮に。人前でズボンをずらすのはやめましょう。
さらに丸太階段は続く。今度はひたすら下る。結構つらい。
金剛の水は美味しいが、感動は無かった。水越峠から先もまだまだ階段は続く。大和葛城山まで延々と登る。CLは何故か元気になっていった。山頂に着くと16時。薄暗くなってきたのでロープウェイで一気に下山。うどんを食って予備合宿完成を謳いましたとさ。

余談
岩田に借金してまでうどんを食った彌武だが、その後、店に携帯を忘れていたことが発覚。踏んだり蹴ったりだったそうな。

文責:前田
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