05年度後期 前田パーティーPart1

剣山系「三嶺」


【日時】
05年10月22〜23日 前夜泊1泊2日 5人

【行程】
1日目:奥祖谷かずら橋---丸石避難小屋---三嶺---三嶺小屋
2日目:三嶺小屋---三嶺---名頃

【概要】
 ドライブで四国に行きたくなったので三嶺へ。エラい目に遭った。

10月21日(0日目)

 京都を出発したのが23時頃、四国入島が2時半、入山口到着が6時前。いっぱい運転できて僕は満足です。

10月22日(1日目) 曇り後雪

 駐車場は20台程度。長旅で疲れ気味の面子を連れていざ入山。橋を渡るのに500円必要だったが、早朝のためか人がいなかったので仕方なく置いていく。順調に歩いていると小雨がパラつき出す。不快という程でもないが、この時点でCLは一睡もしていないので、とにかく休みたい。さっさと丸石小屋を目指す。小屋には先客がいたが挨拶もそこそこに、コンビニ弁当をたいらげて寝る。何故か彌武も寝ていた。コースタイムを考慮に入れた、まさにその限界で起きると雨がやんでいた。
 ここから先カヤハゲまではかなり楽な道だった。途中アラレが降り出したが、寒くもないし、雨みたいに濡れる訳でもなく全く問題無し。

…三嶺の登りで雪に変わるまでは!

 でもさ、ほら、山頂まで来たし、もう小屋はすぐそこじゃない、なんとかなるよ、あ〜、でも天気図レストは無理かな、ざ〜んねんあははうふふ、とか言ってるとなんか本格的に吹雪いてきやがった。その上、小屋はなかなか見つからないしで少し修羅場の予感。天気が好ければすぐ見つかるくらいの場所で30分も右往左往した後、無事到着。
 去年はガラガラだった三嶺小屋は、登山客であふれてました。

10月23日(2日目) 曇り

 次の日、雨が弱まるのを待って出発。三嶺山頂を過ぎた辺りで先頭を行く古川が何かを叫ぶも、風の音が強くて聞こえない。引き返してきた古川が言うことには、

『無理です!!』

 ま、そーかもね。稜線に出た段階でそう言ってくるだろうと思った。だって声が聞こえないくらい風が強いんだもん。もう少し粘るか、とも思ったが普段泣き言らしきことを言わない古川の言だし、確かに無理かも。撤退決定。下ってる最中も風の音がやかましかった。
 名頃下山後、寺に面子を残しCLが車を回収。うどん食べて栄養剤買って、帰路に着いた。奈良行って京都行って大阪の自宅に帰ったのは確か2時過ぎ。疲れた。

以下は面子の感想

古川:とにかく寒い山行だった。CLはもっとメンバーの様子を見ながら行動するべきだと思う。撤退はしたものの、何事もなく計画通りいくよりも経験値の高い山行だったのではないか。

岩田:寒冷前線の通過で気温はかなり低くなったが、途中で雨がアラレ、雪に変わったのでどちらかというと楽しかった。撤退は残念だったが、鎖場などもあり、Part1としては充分な内容だったと思う。

音羽:雪で寒かった。縦走にもハードな面があることを知り、まだまだだと思った。しかしパーティーの結束は強まったのではないだろうか。
ドライブ楽しかった。

彌武:雪が降るとは思わなかった。寒さ対策をきちんとしておく必要を感じた。あと、山に限らないが空気を読めないところは直したい。


文責:前田

[戻る]