05年度新歓PW

大峰山脈「山上ヶ岳」

05年05月7日〜8日 1泊2日 8人

行程
1日目:吉野奥千本口−西行庵−青根ヶ峰−四寸岩−大天井ヶ岳山頂−五番関(CS1)
2日目:五番関−山上ヶ岳−稲村ヶ岳山荘−稲村ヶ岳・大日山(ピストン)−稲村ヶ岳山荘−洞川(下山)

1日目 雨
電車、ロープウェイ、バスを乗り継ぎ、入山地点の吉野奥千本口に到着する。
天候は悪く、霧のために視界が著しく悪い。
歩き始めて間もなく、西行庵のあたりで雨が強くなってきたので雨具を着込む。
その後、青根ヶ峰・四寸岩・大天井岳山頂などのピークを無事に通過していくものの、宿泊地の五番関に到着するまで霧が晴れることはなかった。霧に煙る森は、ある種の神々しさを醸し出していたが、やはり山頂からの景色が見えないのは残念至極であった。
テント場では、4テンのポールが折れるという不慮の事態が起こったが然程問題はなかった。

2日目 快晴
4時半起床、お茶漬けを食べて5時半頃出発する。
昨日とは打って変わっての良い天気で、登山道からは雲海や、美しい山々の姿が拝めた。
山上ヶ岳山頂の手前の西の覗では、崖の下を覗くという修行(?)を3人が体験した。
山頂は展望が悪いものの、その近くにあるお花畑で頂上散策の時間をとる。散策組と昼寝組に分かれていた。
昼前に稲村ヶ岳山荘に到着し、昼食レスト。メインザックを置き、稲村ケ岳・大日山へのピストンをかける。
一箇所ちょっとした雪渓があったが、ステップがしっかりついているので問題はない。
大日山への道は険しいが、階段などが多く取り付けられているため、予想外に容易に登ることができた。
山荘へ戻り、洞川に向かって下山。この最後の一時間半はダラダラとした景色の悪い下りが続き、精神的にしんどかった。
洞川で温泉に入り、バスと電車を乗り継いで帰宅。

感想
1日目の天気が悪かったのが残念。霧の森も良い雰囲気ではあるが、1日中続くとシンドイ。あの天候の中、テンションがあまり下がらなかったのは素直に凄いと思う。
2日目は晴天で、予想以上に良い展望に感激した。西の覗で修験道を体験するなどの貴重な経験ができたのも嬉しい。
どうでもいいが、山上ヶ岳の山頂はあまりにしょぼいと思う。ここに登る大半の人にとっては、本堂があることに意味があるのだろうが、それにしても扱いがぞんざいではあるまいか?
新入生の歓迎という意味でも、テントの中などで話が弾んだようなので良かったと思う。

文責:宮城

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