02後期 沢パーティーPart1

比良・ヘク谷遡行


【日時】
02年10月14日 日帰り 4人

【行程】
10月14日
5:00 ボックス集合
5:30〜6:50 入谷地点。地図忘れ発覚、取りに帰る。
8:25 入谷
8:23〜52 2条8m滝、ザイルfix。
9:52〜11:15 お釜の滝、ランビレ。
11:25〜11:46 二段12m、右を行く。
12:00〜12:20 トイ状5m、へつり大会。
12:20〜12:59 昼食
13:20 植林小屋通過。
13:55 赤茶の滝。
14:35〜14:58 小女郎ヶ池レスト。
15:49 下山


 最初はお決まりのへク谷だが、俺が文登研の遭対講習会に行った影響で日程が押して、三連休の間に金毘羅×2とへクという強攻策に出る羽目になり、かなりきつかった。PART1ということで顧問をつけるかでもめたが、初心者が一人であったことと、これる人が高田さんしかいないこともあって、結局なしで遡行した。もし顧問をお願いすることになれば、高田さんにとって10回目の遡行となるため、小女郎に先発隊を派遣して記念パーティーを開くところであったが・・・。

 4人ということで、いつものボンゴバンでなくスクラムバンでアプローチする。

 しかしいつもの入谷地点で準備していたとき、パーティー初の事件が起こる。クニが地図を忘れたと言い出したのだ。

 一瞬よからぬ考えが起きたが、時間もあるし、PART1ということもあり、結局取りに戻った。実を言うと俺も沢靴を忘れていたので(予備で登るつもりであった)それも取ってくる。入山は8時半くらいになった。

 今回新技術として、いつも腰がらみで確保しているところをFIXロープにアッセンダーをかけて登った。この方法だとザイルダウンが一回でいいので時間もかなり短縮される。トップの負担も軽減されるので、確固たる支点が取れる場合は積極的に使っていった方がいい。もちろん腰がらみ確保にも利点はあるが。

 お釜の滝でのランビレはかなり良いできであった。少なくとも俺が見た中では一番スムーズなできである。樋口の打ったハーケンを吉田があまりにもすんなり抜いていくので、ひょっとしてぜんぜん効いていないのでは?とも思ったが、吉田に聞くと「樋口さんのハーケンは的確に打たれていましたけど、がんばって打ったら、意外とすぐ抜くことができました!」という答えであった。樋口の顔を立てているところが彼らしい。

 へつり大会では4人全員突破し、特にクニと吉田は一発で決めるなどなかなかのセンスを見せていた。

 4人と少人数であったせいもあるだろうが、出発の遅さのわりに2時半に小女郎につめあがり、今後に期待の持てるPART1であった。

文責:齊藤

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