2002年度前期縦走面 柳川Party

Part 1 比良山系 八淵の滝〜蓬莱山

【日時】
2002年6月1日・2日

 新歓を兼ねた山行のためW.V.小舎泊。八淵ノ滝から八雲ヒュッテへ、武奈をピストンした後小舎まで縦走。八淵ノ滝コースは沢沿いで、途中飛び石伝いの渡渉や鎖場もありなかなか面白いコースである。暑くて変化に乏しいという比良のイメージを大きく改善してくれるものであった。下りはいつも通りの比良だったが…。この初めの山行から食当の食当たる適正が発揮され以後の山行の満足度に大いに貢献してくれたと思われる。全体を通して天気が好かったと言えるのはこのPart 1だけだったような。

Part 2 由良川源流 佐々里峠〜三国峠

【日時】
2002年6月15日・16日

 佐々里峠でC.S.0。灰野から七瀬谷出合までは問題ないが以降道が荒れており、天候も優れず岩や木が濡れていたため滑りやすかった。非常に精神力・集中力を要する山行であった。
 一日目昼過ぎ、ハプニング発生。伊藤氏が渓流タビで下った所を医療野村が後に続こうとしてスリップ→転落。落差約1.5メートル。幸いなことに下が川の深みであった為怪我はなかった。立ち上がった瞬間眼鏡のないことに気付いた彼は慌てふためくが、ここで伊藤氏の驚くべき能力が発揮され眼鏡を無事川底から救出。事無きを得た。医療は精神的ショックの為か、以降、足元が大変おぼつかなくなるが全員無事下山。ブナの繁る明るい森に囲まれて、スリルと程好い緊張感を味わいながら歩いた記憶は今でも鮮明に残っている。リーダーお気に入りのコースであるのも納得。但し、滑りやすいので要注意。

Part 3 大峰 大普賢岳〜弥山〜釈迦ヶ岳 完成編

【日時】
2002年7月5日・6日・7日

 当初白山の予定であったが天候不良と残雪の為断念。それ以前にも計画を一週間延ばしており時間的にあまり余裕のない状態であった。日程調節は結構ややこしいもので天候は気まぐれなものである。予想通り一貫して悪天候、柏木から入りエスケープ2により天ノ川温泉へ下山。この時期でも雨が降ると寒いものでのんびりしていられなかったが、かえって緑が映えて見えたように思う。行者還小舎で昼食をとったが、なんだか薄気味悪いのでお勧めしない。個人的には弥山からの眺めや弥山以降のコースを楽しみにしていたので、いつか必ず行ってみようと思う。
こうして予備合宿は無事完成した。


文責:???
[戻る]