2002年度前期縦走面 高橋Party 予備合宿

Part1 比良・平〜音羽

 ゆるいパーティーになるはずが、一発目から比良縦貫縦走をするということで、後で聞いたところではみんな驚いたらしいが、何のことはない。私がほかに行くところを思いつかなかっただけの話である。ちなみに、この時点でかなりやる気のなかった私はこの後Part2は鈴鹿、Part3は台高で予備合宿を本当に終わらせるつもりだった。鬼である。
 Part1でいきなり比良縦貫縦走では、計画を全部消化できるはずがないと考えていたが、意外にも武奈ヶ岳ピストンをカットするだけで後は貫徹した。

Part2 鈴鹿・石榑峠〜御在所岳〜湯ノ山温泉

 ゆるいパーティーのはずが、またしても鈴鹿のやぶ山。しかも二日目は雨。最後は私がひざを痛めたこともあり、予定の雨乞岳には登らず、御在所からエスケープすることになった。参考までにそのときの工藤の感想を。
 …一日目と二日目の前半はとにかくやぶやぶしていてしんどかった。あのルートはもう行きたくない。
下山後、非常に罪悪感を覚えた私が四日市で一回生に昼飯をおごったことは言うまでもない。

Part3 白山・三ノ峰〜御前峰〜白山禅定道

 Part2の後、予定通り台高の山行を計画しようとしていたが、やっとこの時点で最も重要なことに気がついた。次で完成編だというのに全員ろくなところに行っていなかったのである。このままでは、全員ワンゲルをやめてしまうかも…。といまさらにあせり始め、急遽ひねり出したのがこの計画であった。もちろん、ひねり出したといっても3年前の計画の使い回しであることは言うまでもない。
 合宿が終わってから考えると、この山行が合宿を含めてみても最高の山行であった。行っておいてよかった。梅雨明け十日で行ったこともあり、3日間ともすべて雲ひとつない快晴。当然人出も多かったが、その分小屋で同宿した方と晩酌をともにしたり、となりの宴会に呼ばれてお相伴にあずかるなど(飲んでばっかり…)、山以外の面でもとても楽しい山行であった。


文責:高橋
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